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代替医療リポート






新免疫療法(サメ軟骨)


サメの軟骨で新生血管を阻害する

「サメはガンになりません」

 と言うのは近畿大学腫瘍免疫等研究所教授であり、オリエント三鷹クリニックのスーパーバイザーでもある八木田旭邦医師。

「サメは頭蓋骨も背骨もヒレも、体を支えている部分はすべて軟骨で構成されています。この軟骨にはムコ多糖という物質が含まれおり、ガン細胞が新生血管(新しい血管)を伸ばしながら増殖しようとする道を断ち切ってくれるのです。栄養源を絶たれたガン細胞は、結果 として増殖できなくなります。最初は私もサメぐらいでガンが治るはずがないとバカにしていたのですが、実験をしてみるとこれが実によく効くので驚きました」

 ガンは通常1〜2ミリに成長すると新生血管増生因子(VEGF)というものを出し、専用の血管を作り始める。

 この新生血管は、らせん状に渦を巻きながら近くの血管とつながる特質を持っており、一目で異常な血管であることが判定できる。その構造上、ガン細胞の栄養源である血液を大量 に、しかも急速に 吸引する能力まで持っている。

 つまり、これを遮断することのできるサメの軟骨を飲むことによって、ガン細胞は増殖も拡大もできなくなり、いずれは縮小してしまうわけだ。 副作用がなくQOLも高まる。

 ではサメの軟骨により新生血管を断ち切った後はどうなるのだろうか?

「新生血管の増生を抑制してしまえば、あとは抗腫瘍因子がガン細胞を攻撃するのを待つだけです。ただし、単に待つだけではなく私たちの場合は『新免疫療法(Novel Immunotherapy for Cancer=NITC』で治療にあたっています」

 この新免疫療法とは、八木田医師がガンと真正面から向き合い開発した独自の免疫療法で、以下の3つの柱で構成されている。

1)新生血管をサメの軟骨によって阻害
2)インターロイキン12(*1)を誘導してキラーT細胞を活性化させる
3)第4のリンパ球として注目のNKT細胞(*2)を活性化させる

 この1〜3が新免疫療法の中核をなしており、これを支えるために作用機序が異なる組み合わせの医薬品と食品(IL‐X *3)、ビタミン剤などを組み合わせて処方している。

  「手術でガン細胞を摘出するか、放射線を照射して焼き殺すか、抗ガン剤を投与して毒殺するか。これが20世紀のガン治療でしたが、即効性があるという代償として常に大きな副作用がつきまとっていました。

 新免疫療法の場合は、体内の免疫を徐々に活性化させてこそ効果 を発揮するので、ある程度の時間は必要となります。しかし副作用はほとんどなく、食欲も増し、睡眠もとれ、体重も増加します。ですから新免疫療法をチョイスしたなら、即効性がないと焦らず、じっくりと頑張ってほしいのです」

 と八木田医師。QOL(生活の質)が高まるガン治療こそが、21世紀の治療方法の主流になることを期待させてくれる一言である。 新免疫療法の高い奏効率  新免疫療法は驚異的な奏効率(効果判定)をあげている。

 これは八木田医師がその効果 を判定するためにデータを取っており、臨床的には世界初の報告となる。昨年の学会で発表した際には、この奏効率の良さに場内が騒然としたという。

 具体的な数字をあげてみると、2000年12月31日までに同医師の元に訪れたガン患者は約8000名。そのうち、免疫学的検査とVEGF判定に必要な複数回の血液検査を受けた人は2365名である。

 この奏効率を見ると、腫瘍が消滅して4週間以上経過したCR(著効)と、腫瘍が半分以下のまま4週間以上経過したPR(有効)の数字は33・3パーセント。これに腫瘍の大きさが6ヶ月以上変化しないLong term NC(長期不変)を加えると、奏効率は何と54パーセントにもなる。

 30パーセント以上の人のガンが消滅し、プラス20パーセント以上の人が悪化することなくガンと共存している新免疫療法は画期的な発明と言っても過言ではないだろう。

 しかし八木田医師は、この数字にも満足はしていない。

  「半数以上の人に有効であることはわかりましたが、どんな患者さんにも効果 があるとはいえません。しかし免疫力が弱く、効果の無かった患者さんを見捨てることはできません。私たち医師の使命は、あらゆる知識と手段をもって患者さんを救うことなのです」 ガンの治療方法を模索し続ける八木田医師の頭脳とその熱意に、今後も期待したい。


*1 インターロイキン12とは、強力な抗腫瘍作用があるキラーT細胞を活性化させることができるサイトカイン(生理活性物質)。キノコから抽出した物質により、体内(内因性)のインターロイキン12を誘導することができるようになったのは八木田医師の発明。

*2 NKT細胞とは、「ナチュラルキラー細胞」と「T細胞」双方の性質を持ったもの。この細胞には免疫系全体をコントロールする力と、自らがガン細胞を攻撃する力があり、免疫学の進歩によって注目を浴びている。

*3 IL−Xとは八木田医師が開発した食品で、インターロイキン12を誘導し、NKT細胞を活性化させる働きがある。これがガン細胞消滅・長期不変という奏効率を上げる要因になっている。

(株)東西医薬研究所 ?0422-52-7570

表@ 新免疫療法における奏効率(効果判定)
(八木田旭邦医師が2365人を対象に実施した調査結果から抜粋)

著効(CR)
有効(PR)
不変(NC)
無効(PD)
合計
効果判定1
効果判定2
     
長期不変
短期不変
       
肺ガン
30
83
76
82
146
417
45.32
27.10
胃ガン
20
59
58
29
71
237
57.81
33.33
結腸ガン
30
43
21
38
93
225
41.78
32.44
直腸ガン
6
30
22
30
58
146
39.73
24.66
肝ガン
9
30
28
19
59
145
46.21
26.90
乳ガン
57
80
85
33
73
328
67.68
41.77
子宮ガン
5
23
23
13
18
82
62.20
34.15
前立腺ガン
13
19
11
8
13
64
67.19
50.00
悪性リンパ腫
3
14
8
13
8
46
54.35
36.39
その他
71
163
166
132
143
675
59.26
34.67
合計
244
544
498
397
682
2365
54.38
33.32

*効果判定1=(CR+PR+長期不変)÷合計
*効果判定2=(CR+PR)÷合計

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