日本冬虫夏草とガンワクチン
ガンの快癒・消滅に絶大な威力を発揮するとうわさに高い冬虫夏草は、漢方では滋養・強精薬として古来より珍重されてきた逸品である。一見すると昆虫に寄生するグロテスクな姿の冬虫夏草
だが、その制ガン作用は強力だという。
セミやトンボ、イモムシなどの体から、ニョキッと突き出すように生息しているキノコが冬虫夏草である。
これをアヒルの腸詰にして煮込んだスープは高級中華料理の中でも絶品で、薬用人参に匹敵する高い栄養価を持つと
いう。
冬虫夏草を漢方薬として使用する場合は呼吸器系統の病気をはじめとして去痰、鎮咳、貧血、胸痛、冷え症、腰痛、疼痛、腎臓病、神経衰弱、めまい、食欲減退、アトピーなど万能薬に近い扱いをされている。
しかし天然の冬虫夏草は大変貴重なもので、簡単には入手できない。昆虫の体内に侵入した胞子が、虫体の外形を残したまま体液や組織を栄養分とし、外皮を突き破って発芽しキノコとなるのだが、その成長過程からも容易に想像できるだろう。
まさに冬は虫だったものが、夏には草に変化する自然界の不思議である。
この採取困難な冬虫夏草の人工培養に成功したことにより誕生したのが、日本冬虫夏草である。
ガンに効果があるというからには、その根拠が必要だろう。
そこで、このエキスを使いガン治療をしている医療法人社団薫幸会香澄診療所理事長の廣瀬薫医学博士に話を聞いて
みた。
廣瀬医師は1994年から日本冬虫夏草を使用しガン治療を行った患者さんの記録を残しており、その数は年間約200人。これまでに延べ1400人が台帳に残っている計算になるという。
「この台帳にある1200名の患者さんの記録を見ると、驚いたことに40パーセントの人の症状が良くなり、そのうち4パーセントは完全にガンが消滅していることがわかりました。
4パーセントというと少なく感じるかもしれませんが、実は抗ガン剤治療によるガン消滅の確率が2パーセント弱であることを考えると実に2倍もの数字になるのです。
日本冬虫夏草の使用者は早くて2週間ほどで体調の改善が自覚できます。特に胃腸のガンには、多くの快癒・消滅実績を持っているのです」
生きた動物から栄養を吸収したキノコである日本冬虫夏草の成分は、エルゴステロール・ペルオキサイドという日本冬虫夏草から抽出した抗ガン成分と、ガン細胞の分裂を阻止するATPと類似作用を持つコルジセピン(核酸物質)、そしてキノコ全般
に含まれるガン細胞に対する免疫制御に関与する多糖類がうまく混じりあっている。
「抗ガン剤治療をしても効果がなかったり、抗ガン剤のために二次ガンである白血病などになってしまったりと、西洋医学でガンの治療が難しいと判断したら、日本冬虫夏草のような代替医療をすすんで取り入れるべきでしょう。
もちろん切除できるものであれば取ってしまった方がいい。しかし転移したガンや内臓そのものを切ることは、人間の体に大きなダメージを与えるだけです。その強いストレスを取り除くことも医師に求められることではないでしょうか」
と廣瀬医師。漢方と西洋医学の良い面をバランスよく取り入れた結果が、ガン消滅2倍という数字となったことを強調する。
廣瀬医師が所属する研究グループでは、次期学会で発表する予定の大発明があるという。
「実はまだ未発表のものですが、これは免疫細胞であるキラーT細胞をトレーニングし、ガン細胞を発見しやすくするものです。わかりやすく言うなら、ガン細胞は正常細胞とわずかに異なるタンパク質があり、これをガン細胞の表面
に出して異質のものと判断させる『ガンワクチン』を発明したということになります。
これまではガン細胞のタンパク質を提示することが不可能だったわけですから大発明と言えるのではないでしょうか? ですからワクチンと日本冬虫夏草を組み合わせて使えば、さらにガンの治療が容易になるでしょう」
古くから漢方で使われてきた冬虫夏草が研究によって日本冬虫夏草へと進化したわけだが、ガンの特効薬となる日は近いかもしれないと期待感は高まっている。
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