ダイエット法
肥満は見た目だけの問題ではない。放っておけば、脳卒中や糖尿病、動脈硬化などの病気を招いてしまう恐れもある。
しかし、ただ単に痩せれば良いというものでもない。脂肪にも役割があって、痩せすぎると、体温を維持したり、臓器を守ったりすることができなくなってしまうからだ。
ちなみに、標準的な脂肪量
として、男性であれば体重の10〜20%、女性であれば20〜30%であるとされている。
一口にダイエットと言っても、健康的に痩せることが大切なのである。そこで、週末断食、BOOCS、腸内洗浄など、今、話題のダイエット方法について、専門家の意見を伺いながら、検証してみた。
■ダイエット基礎知識
美しく痩せていくためには正しい知識を持つことが大切。よく使われる言葉の説明をしていこう。
・基礎代謝量
生きていくのに、最低限必要なエネルギーのことを基礎代謝量と呼ぶ。基礎代謝量
は全体の消費エネルギー中60〜70%を占めている。
この基礎代謝量が最も高いのは10代である。しかし、20代を過ぎる頃から、少しずつ基礎代謝量
は減り始める。
基礎代謝量が減っているのにも関わらず、食べる量が変わらないと、その分、脂肪として貯まってしまう。これが太るメカニズムなのだ。
逆に、基礎代謝量を増やすことができれば、エネルギーが消費されやすくなる。結果
として、痩せることができるのだ。
・リバウンド
せっかく痩せても、元の状態に戻ることをリバウンドと言う。体脂肪ではなく、体重を減らした場合、起こりやすい。
ダイエットで減らすのは、体重でなく、体脂肪であることを覚えておこう。
最悪、ダイエット前よりも太ってしまうことさえあるのだ。正しいダイエット方法で、リバウンドしない体をつくることが大切である。
・体脂肪
体脂肪と言えば、良くないもののように思われている。しかし、エネルギーを貯めたり、体温を維持したり、臓器を支えたり…。体脂肪はなくてはならないものなのだ。
女性の場合、体脂肪が少なすぎると、女性ホルモンのバランスが崩れて、月経異常が起こったりもする。
かといって、多すぎる体脂肪も問題である。動脈硬化や心筋梗塞などの病気の原因にもなってしまうからだ。
少なすぎず、多すぎず、適量であることが大切だ。
・皮下脂肪、内臓脂肪
一口に体脂肪と言っても、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類に分けることができる。
皮下脂肪とは皮膚の下につく脂肪のこと。多すぎなければ問題ではない。
気をつけたいのは内臓脂肪。内臓の周りに脂肪がつくと、脳卒中や糖尿病の危険性が高まるからだ。
この内臓脂肪、女性よりも男性につきやすい。
・BMI、LBM
BMIとは理想体重を割り出す計算式のこと。体重÷(身長のメートル換算)2乗で割り出す。22が理想値であると言われている。
一方、LBMとは除脂肪体重のこと。同じ体重でも、脂肪がどのくらいあるかで、プロポーションは変わってくる。理想体重だけでなく、LBMにも気を配りたい。
BMI=体重÷(身長メートル)2乗
理想値 22
標準体重=(身長メートル)2乗×22
標準体重−10〜+10%で正常、+10〜20%でやや肥満、+20%以上で肥満
LBM=体重−(体脂肪率×体重) |
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