半断食
鶴見式半断食とコーヒー浣腸
「あらゆる病気は悪い食物や悪い意識などが原因で、腸が腐敗し、腸からの栄養の吸収が悪くなり、毒素が腸から吸収され血液が汚れて起こる」
鶴見隆史院長は、そう断言する。
では悪い食物とは何か。血液を酸化させたり汚したりする食物のことで、例えば白砂糖、肉・卵・牛乳などの動物性食品、酸化した油、スナック菓子、添加物過多食、繊維の少ない食事、などなどだ。
悪い意識とは、不安、怒り、悲しみ、ねたみ、恨み、憎しみ、落ち込み、不平不満、ウソ、愚痴、悪口、自己中心、などなど。
悪い食事が血液を汚し、健康に良くないことは分かる。だが、悪い意識が血液を汚すとはどういうことか。いささか宗教めいてくるが、鶴見院長にはれっきとした根拠がある。
「悪い意識をもつと交感神経が優位となり、副交感神経が働かなくなる。すると胃や腸が活動を停止してしまうのです。そのために腸内で腐敗が起こる。悪い食物も消化吸収されず、腸内の悪玉
菌が増え、腸の腐敗を起こす。
生活習慣が悪くても腸が腐敗し、血液が汚れます。腐敗によるアンモニア物質が血中に入り、血球を連鎖状にくっつけたり、毒素赤血球を作ったり、血漿を汚し、あらゆる病気の大元になるのです」
人間の体は、ちょうど、地中に根を張る樹木のようだという。
樹木は土壌に根を生やし、土壌から栄養をもらって生きている。もし土壌の内部が腐った状態なら、木は枯れていく。
これを人間にあてはめたとき、土壌に相当するのが腸の中だという。腸の内部が腐れば、樹木と同じように人間はいつか病気になる。
つまり健康のすべての基礎は土壌、つまり腸だというのである。したがって、病気を根本的に治すには、腸を良くすることから始めなければならないというのが鶴見院長の持論である。
西洋医学の対処療法は、症状の一つ一つに対する治療法だ。例えば、頭が痛ければ頭痛薬、痛みがひどいときは鎮痛剤、吐き気のときは鎮吐剤、さらに湿疹がひどいときはステロイドなどの抗湿疹薬といった具合。
もちろん、これにはこれの良さもあるが、薬を止めれば、結局は元に戻ってしまう。
なぜなら、大元の原因を改善していないからだ。しかも、往々にして副作用も表れる。
鶴見先生は、こうした対処療法主体の西洋医学に警鐘を鳴らす。
では、大元の原因を改善、すなわち腸の汚れを一掃する治療法とは何か。それがファスティング(半断食)とコーヒー浣腸だという。
半断食は、断食に近い状態で腸内を浄化し、病気の治療と予防を意図したものだ。
何も食べないのではなく、酵素を多く含む食品を適量摂取する。では、鶴見式半断食の具体例を紹介しよう。これは1〜2カ月にわたって継続して行う。
鶴見式半断食6コース
Aコース
1.玄米を粒状にした「ブラックジンガー」のお茶。
2.無添加無農薬の梅干し1個
3.梅醤番茶50〜100ミリリットル
4.良い浄水器を使った生水50〜100ミリリットル
1〜4を朝昼晩
Bコース
1.吉野葛スープ
2.梅醤番茶50〜200ミリリットルに
ブ ラックジンガー2〜8グラム
3.生野菜と果物
4.生水100〜200ミリリットル
Cコース
朝 Aコースのメニュー+生野菜+果物
(イチゴなら5個)
昼夜 Aコースのメニュー+生野菜+リ
ブレスープ(リブレフラワーのスープ)
Dコース
朝 生野菜+漬物+果物(リンゴなら半
分)+リブレスープかリブレパン
昼夜 そば米のお粥+漬物+生野菜
Eコース
朝 生野菜+果物+漬物に次のいずれ
か。リブレパン、リブレ粥(茶碗半分)、
リブレスープ
昼夜 生野菜+果物+温野菜に次のいず
れか。リブレパン、リブレ麺、吉野葛
リブレ団子汁、そば米粥
Fコース
朝 生野菜少し、果物、リブレスープ
昼夜 主食は次のいずれか一つ。リブレ
粥、そば米粥、リブレパン、玄米餅、
吉野葛リブレスープ、リブレ入りお好み焼
き、リブレ団子汁。副食は、みそ汁+漬
物+梅干し+温野菜+生野菜+海苔
半断食と並行して行うと効果がさらに高まるのがコーヒー浣腸だ。これは半断食中に2〜8日続けて行う(1日1回でもよい)。それ以降は1カ月に7〜10日間、1日2〜3回のペースで行う。
半断食とコーヒー浣腸で、悪性黒色腫の患者が完治した例もある。実際、非常に高い確率(約70%)でガン患者が治っているという。まさに、腸は万病の元なのかもしれない。鶴見先生は独自の医療方針を数冊の著書にまとめている。
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