健康食品の選び方―ガン
昭和36年以降、食事の変化に伴って日本人の死因も変わってきた。ガン、心疾患、脳血管疾患が急速に増えたのも、日本食から欧米食へと切り替わったことが原因であると言われている。病気になってから普段の食事を見直すのでは遅すぎるのだ。
しかし、食生活を改めることで、予防することができるものなのだ。有効な食品は、ガンの症状によって違ってくる。
では、どのような食生活を心がければ良いのだろうか。
ガン全般
ガン全般に効くのが、ビタミンA(βカロチン)、ビタミンC、ビタミンE、緑茶、キノコ類、朝鮮人参などである。
ビタミンAは、ガンを抑えて、ガン化した細胞を正常な状態に戻してくれる。
ビタミンC、ビタミンE、緑茶に入っているタンニンは、ガン化した細胞を正常な状態に戻したり、活性酸素を取り除く働きがある。さらにビタミンCは発ガン物質を抑えたり、体の免疫力を高めたりしてくれるのだ。
キノコ類に含まれているβグルカンは、高い免疫賦活作用がある。朝鮮人参には抗腫瘍作用のある人参サポニンが入っている。そのサポニン中のギンゼノサイドRh2はガンが増えるのを抑えて、ギンゼノサイドRh3はガンの転移を防いでくれる。
また、万能薬であるアロエやイボ取りの特効薬ハトムギにも抗腫瘍作用があるのだ。
肺ガン
肺ガンはガン死の中でも、1番発生率が高い。喫煙の習慣が原因であると言われている。ヘビースモーカーであればあるほど、肺ガンになりやすいのだ。排気ガスの多い地域に住んでいる人も要注意である。症状としては、咳や疫が多くなることが挙げられる。
肺ガンには、ビタミンC、ビタミンA、落花生がお勧めである。ビタミンCを摂ることで、喫煙によって失われた栄養素を取り戻すことができる。落花生は、咳や疾を抑えてくれる。
胃ガン
胃ガンの予防には、塩分の多い食習慣を改めることが必要だ。塩分を摂りすぎると、胃の粘膜を荒してしまう。
そんな時、焼き魚やアクの強い山菜などを食べると、ガンになる危険性が出てくる。荒れてしまった胃の粘膜を保護するには、乳製品を食べるのがベストだ。
大腸ガン
大腸ガンには、肉食を控えることが大切である。動物性脂肪摂取によって分泌される胆汁酸は、大腸の中に入ると発ガン物質に変わってしまうからだ。
その代わり、便秘を解消するため、食物繊維を食べるようにしよう。じつは便に含まれる有害物質は、腸壁をガン化させてしまうのだ。便秘はガンの原因でもある。
乳ガン、子宮ガン
肉中心の食事が、乳ガンや子宮ガンの発生を促す。そのため、大豆類を食べることをお勧する。と言うのも、食品中に入っている大豆サポニンが血中コレステロールを低下させてくれるからだ。
その上、脂肪がたまっていくのを予防してくれる。また、子宮ガンの中でも頚ガンについては、食事ではなく、性生活にも問題があると言われている。