健康食品の選び方―脳血管疾患
脳血管疾患も三大生活習慣病の一つで
脳卒中とは、脳動脈にたまったコレステロールや中性脂肪によって、血液の流れが悪くなり神経障害が起こる病気のことである。脳卒中には、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血がある。どちらも老人性痴呆症の元となって、後遺症が残るおそれがある。
動脈の内腔がつまって、脳に血が流れなくなる脳梗塞。場合によっては、命を落とすことも。症状としては、顔面や手足のマヒ、感覚障害、失語症、耳鳴り、めまいなどが現れる。
動脈が破れて、脳の中が出血する脳出血。頭痛や吐き気、ケイレンに苦しむことになる。後遺症としては、顔面や手足のマヒ、感覚障害、言語障害などが残る。
脳の外部の血管が破れて、くも膜下(脳と骨の間)にある髄液に出血するくも膜下出血。特に、働き過ぎの中高年に多い病気である。症状としては、ケイレンや吐き気などがある。
場合によっては、命を落とすこともあるのだ。しかし、完治すれば、後遺症の心配はない。但し、いつ再発するか分からない病気であるので、油断は禁物なのである。
これらは、いずれも生活習慣や食生活によって、引き起こされる。
一般的な治療としては、薬物療法が挙げられる。症状によって、脳圧降下剤、血栓融解剤、抗凝血剤、抗血小板凝集剤、降圧剤などを処方する。
急性期を過ぎると、脳血管拡張剤を使って、血圧を調整していく。また、後遺症が残った場合、リハビリテーションを行っていく。
脳血管疾患を防ぐには、血中コレステロールや中性脂肪、過酸化脂質などを下げることが大切だ。
大豆中の大豆サポニン、朝鮮人参中の人参サポニン(ギンゼノサイド)には、コレステロールや中性脂肪を低下させる働きがある。さらに、朝鮮人参には、血栓の生成抑制や溶解の作用もある。脳血栓症を防ぐのに、ベストな食品なのである。
EPAやDHAにも、コレステロールや中性脂肪を下げたり、血小板の凝縮を抑えたりする働きがある。
イチョウ葉は、ヨーロッパでは老人性痴呆症の薬として知られている。食品に入っているギンコライドが、末梢血管の脂質の粘度を低下させ、血管を広げてくれる。よって、脳の血流がスムーズになって、脳血管障害性の痴呆がよくなっていくのだ。
菊花には、目や皮膚の毛細血管の流れを改善させる働きがある。動脈硬化に役立つ食品である。
アガリクス、マイタケ、霊芝などのキノコ類は、コレステロールを除去してくれる。
また、霊芝については、血栓の生成抑制や溶解、血小板の凝縮抑制、抗トロンビンの作用がある。血栓症の予防にも有効である。
ビタミンEやカロチンには、血管などの老化を防ぐ働きがある。
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